病気の根本の原因とは (進藤義晴先生講演会より)


病気の根本の原因は、自分本位にものを思うということなんです。

自分本位にものを思うということはですね、つまり、自分の都合の良いように物事が進んで行って欲しいと思うことですよね。

ところが、世の中は自分の思うようにならないですね。

一から十まで、そう自分の思うようにはならない。

そうしますと、どうしてもイライラしたり、クヨクヨしたりして心が乱れる。

そうすると頭に血が上る、足もとが冷たくなってくる。

 

足もとは、ただでさえ冷たくなりやすいですね。

心臓から遠くて、しかも足もとの血は静脈の中で引力を抑えて上に上がっていかないといけないわけですから、血の巡りが悪いわけです。

これでは、頭が熱くて足もとが冷たいという、健康の要諦と言われている「頭寒足熱」のちょうど逆になりますね。

だから、体の具合が悪くなってくるわけです。